ドラマ「善徳女王」のファンブログです

    冬の慶州旅 その13 新羅ミレニアムパーク 真骨家屋
    〈2015年12月の慶州訪問時の記事です〉

    次は真骨家屋です。聖骨の次に高い階級である真骨が住んだ家屋で、真骨は父系と母系のうち片方だけ王族である身分です。
    ドラマ内ではピダムやチュンチュ、ヨンチュン公など登場しましたが、チュンチュこと太宗武烈王の代から真骨出身が王位に昇りはじめました。

    真骨 遠景
    聖骨家屋ほどではないですが、それでもやはり広いです。

    真骨 看板
    真骨家屋の間取りはこんな感じ。

    ●正門
    真骨 正門
    こちらも立派な門ですが、白壁の聖骨家屋に比べて黄色がかっておりますが、真骨家屋の塀には石灰を塗ってはいけないと決められていたので、そのままの土壁になっています。

    ●アンチェ(母屋)
    真骨 母屋
    真骨家屋の長さや広さは二十四尺を越えてはいけないということで、聖骨屋敷の母屋よりは小さめの作りとなっています。

    ●井戸・台所
    真骨 井戸
    それでも井戸は聖骨と変わらずちゃんと屋根が付いていますし、雨の日でも濡れなくていいですね。

    ●トイレ
    真骨 トイレ
    さぁ~お待ちかねのトイレです(笑) 
    恐る恐る扉をひっぱってみると…今度は開きました~♪
    真骨 トイレ 中
    中に入ってみると、便器と思われる部分は一段高い板の間になっています。穴が二つありますが、どう使うのかはわかりません。和式のようにまたぐ形でいいんでしょうか?

    ●車庫
    真骨 車庫
    真骨の車の材料には紫檀(木質が堅く美しいつやのある熱帯産の香木)・沈香(熱帯産の香木)を用いないと規定があるので、聖骨の車とは材質が違うはずです、たぶん(笑)
    また、玳瑁をつけることができない、金・銀・玉で飾らない等のきまりがあります。

    ●その他
    その他には、唐瓦を葺いてはいけない、
    高い軒をつけてはいけない、
    懸魚(魚尾の形に作り、棟の端につける飾り)を刻んではいけない、
    金・銀・鍮石・五彩で飾ってはならない、
    階石(きざはしの石)を磨いてはならず、三段の階を置いてもいけない、などとあります。
    真骨 その他
    また、垣根には梁・棟を載せてはならないとあり、聖骨家屋の塀部分にも家屋の屋根のようなものがかぶさっていますが、真骨家屋の塀は瓦が載っているものの淡粧瓦で、シンプルになっているんですね。

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    冬の慶州旅 その14 新羅ミレニアムパーク 六頭品家屋
    〈2015年12月の慶州訪問時の記事です〉

    そろそろ飽きてきたかと思いますが、簡単に他の階級の家屋も続けてやっちゃいます。いましばらくお付き合いください。

    六頭品といえば、真骨の下に位置する階級ですが、与えられた衣は緋衣です。
    それで判断すると、ドラマ中では、花郎出身のパグィやピルタン、ソニョルなどかそれにあたるんでしょうか。

    六頭品 看板
    コンパクトになりながらも、馬小屋はあるしひととおり揃っています。

    ●正門
    六頭品 正門
    聖骨、真骨と違って塀に瓦が無く、茅葺になっていますね。これは六頭品以下からは垣根の上に瓦を置いてはいけないという決まりがあるためこうなっています。

    ●アンチェ(母屋)
    六頭品 母屋
    家屋の長さや広さは21尺を越えてはいけないということで、真骨家屋よりさらに小さめになっています。
    巾の広い階および二段の階を置いてはいけないということで、入り口が低くなっています。

    ●井戸・台所
    六頭品 井戸
    井戸に関してはここまでもそれほど変わりはないですね。

    ●トイレ
    六頭品 トイレ
    はいっ、トイレです(笑)
    ここに来て変化が。扉がありません!
    パグィの用足しが丸見えです(焦)

    ●車庫
    六頭品 車庫
    聖骨、真骨の車と違って屋根が無く、椅子型になっていますね。

    あと、五頭品、四頭品へと続きます。

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    冬の慶州旅 その15 新羅ミレニアムパーク 五頭品家屋
    〈2015年12月の慶州訪問時の記事です〉

    お次は、五頭品家屋です。
    六頭品が中央官署に勤めるのに対して、五頭品は主に地方官署に勤めていたそうです。そして衣の色は青衣。
    ドラマでいうと、58話の盟約が発覚したときのピダム派の会議で、元花郎ワンユンが着ておりますので、ワンユンの家とイメージしていただければ(笑)

    五頭品 看板

    ●正門
    五頭品 正門
    六頭品と同じような門ですが、階段がついている分だけなぜか六頭品よりちょっとよさげに見えるんですが、あまり気にしないでおきましょう(笑)
    そうそう書き忘れていましたが、聖骨、真骨の屋敷には四方に門がありましたが、六頭品以下は四方の門を作ることは許されませんでした。

    ●アンチェ(母屋)
    五頭品 母屋
    家屋の長さと広さは18尺を越えてはいけない、ということでさらに小さくなっております。
    また階石を磨いてはいけないということで、土台の石は自然の石となっています。また楡の木を使ってはいけないということで、六頭品以上とはまた違った木材を使っているようです。

    ●井戸・台所
    五頭品 井戸
    あっ、六頭品まであった井戸の上にかかっていた屋根がありません。雨の日は大変です。

    ●トイレ
    五頭品 トイレ
    はいっ、五頭品も扉はなく、穴はひとつです。ワンユンの用足しも丸見えです(笑)

    ●車庫
    五頭品 車
    五頭品も屋根のついていない椅子のようなタイプですね。別に馬小屋もあるのですが、五頭品は3頭の馬を養えと記述があります。

    残すはあとひとつ四頭品家屋です。
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    冬の慶州旅 その16 新羅ミレニアムパーク 四頭品家屋
    〈2015年12月の慶州訪問時の記事です〉

    更新の間が空いてしまいましたが、ミレニアムパークの貴族家屋シリーズの最後を飾る四頭品家屋です。
    四頭品とは、中央貴族を支える広範囲な下級官僚ということで、貴族の中で最も下の階級と説明にありました。
    四頭品に与えられた衣は黄衣。ドラマ内ではそう!、善徳女王時代のチュクパン兄貴が着ていた衣です。貴族とは、詐欺師だったチュクパン兄貴も出世したものですね(笑)

    四頭品 看板

    ●正門
    四頭品 門
    六頭品以下の階級からは塀には瓦を乗せることができないため、四頭品もやはり塀に瓦を乗せることができず、大門もありませんでした。
    ということで、門というかただの入り口のような状態になっていますね。

    ●アンチェ(母屋)
    四頭品 母屋
    家屋の長さや広さは15尺を越えてはいけないということで、さらにコンパクトにまとまっています。

    ●井戸・台所
    四頭品 井戸
    五頭品と同じようにやはり井戸には屋根もなく、台所も小さめです。

    ●トイレ
    四頭品 トイレ
    トイレ~!やはり扉はありませんが、窓はついています。においはすでに開放的になってますしw、灯り取りのため?
    チュクパンってなんかトイレのシーンが多いような記憶があるのですが、気のせいでしょうか?(笑)このトイレだと落ち着かないかもしれません…いや、屋外でしてるくらいだから大丈夫か(爆)

    ●車庫
    四頭品 車庫
    車庫には車がありません…!実は「三国史記」の雑志の「車」の項目には、五頭品までしか記述が無く、四頭品にはふれられていません。もしかしたら四頭品は車を持ってはいけなかったのかもしれませんね。
    ですが、馬屋には二匹の馬を養えとあります。そのまま乗るのか、な?←よくわかりません(笑)

    以上、新羅ミレニアムパークにある貴族の家屋をざっくり比較してみました。ドラマの登場人物がこんな家に住んでいるのかな?となんとなーく想像していただけたら嬉しいです!

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